第1回: Velocity

ポケモンGOがリリースされたので第0回から期間が空いてしまいました。現在は19レベルで、あと1レベル上げたらハイパーボールが貰えるそうなので田舎民なりにがんばっています。

第1回の今回は、Velocity Workについて書いていきます。

Sony Vegasユーザーの方はもちろんご存知だと思いますが、AfterEffectsユーザーにはあまり馴染みがないかもしれません。AEでいうTime Remapのことです。

フラグシーンをそのまま使うとノッペリした感じになってしまうので、VelocityやTime Remap機能を使って速度に緩急をつけるのがEditの基本なのではないでしょうか。

そんな基本的な技術ですが、これが上手な人とそうでない人とでは、最終的なクオリティに天と地ほどの差がつきます。EditはVelocityが9割なのです。

ここ1、2年すごく感じるのですが、3Dやエヘクトは強いけどVelocityが弱いっていう人が大量に発生している気がします。いろんな人がCSGOの動画を作るようになってそれが目立ってしまっているのでしょう。

そこで今回は、具体的にVelocity Workを上達させる練習方法を提案しますので、良ければ参考にしてください。

その練習方法とは、

「いろんなゲームをEditする」

です。

 

少し話が逸れますが、個人的に現Edit界隈で最強のVelocity使いは、我らがDynamic-Arts所属のDeymonだと思っています。

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その次くらいに私です。

これには明確な理由がありまして、2人に共通しているのが、様々な種類のゲームをEditしているということです。

Deymonが今までにEditしたゲームを挙げると、Point Blankに始まり、CS:S、BO2、MW2、CoD4、MW3、CS:GO、合計7種類です。

私の場合は、転生前も含めると、Sudden Attackに始まり、CS:S、MW2、BO2、MW3、CoD4、CS:GO、合計7種類です。

OCE程度のものも含んでいますが、それでも構いません。

みなさんも是非、自分が今までにEditしたゲームを挙げてみてください。7種類を超えている方はなかなかおられないと思います。

もしいらっしゃいましたらTwitterで「7種類超えてました!」とリプライをお願いします。「それがどうした」と返しますので。

○○クランとかに所属しているコンシューマー系Editorの方は、CoDのシリーズで数を稼げるかもしれません。しかしここで大事なのは、CoD系Editorの方ならCSシリーズを、CS系Editorの方ならCoDシリーズをEditしたことがあるかどうかです。

最近は、CS:GOが大流行していることもあって、CoD系Editorの方がCS:GO動画を作っているのをよく見ます。

その中でもビッグネームを挙げると、FaZe Barker、FaZe Jebasu、Obey GMSあたりかと思います。そんなCoD界最強の彼らでも、CS:GO動画のVelocity Workにだけ注目してみると、CS系Editorに比べて違和感があります。

逆もしかりです。CS系EditorのCoD動画に違和感を感じることなんてよくあります。

普段Editしているゲームでは通用していたVelocityが、他のゲームでうまくいかないのは当たり前のことだと思います。だからといって、ずっと同じゲームの動画ばかり作っていてもなかなかVelocity Workは上達しません。普段とは違うゲームのEditで試行錯誤して、元のゲームに戻ってくると違う世界が見えるはずです。

CoD Editorのみなさんに特にオススメしたいのが、CS:SのEditです。

あのゲームのAWPやDeagleを相手にしていれば、Velocityが鍛えられること間違いなしですし、マンネリ解消にもなります。

欠点は導入するのが面倒なことぐらいですが、もし要望があれば、CS:S動画の作り方でも記事を書こうと思います。

長くなってしまいましたが、最も言いたかったのは、「いろんなゲームで動画を作ったらいいですよ!」ということです。

ちなみにですが、BarkerやJebasuやGMSの動画は大好きなので誤解のありませぬように。BarkerのIntroducing FaZe CS:GOみたいな動画は、モニターに穴が開くほど見てます。マジでかっこいいですよね。

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ちなみにちなみに、ここまでVelocity Velocity言ってきましたが、Deymonも私もAfterEffects 100%系EditorなのでTime Remapの方がしっくりきます。

ではまた次回(y)